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Studioに独自ドメインを設定する手順と料金プラン、エラー対処まで解説
Studio

「Studioで作ったサイトを自社のドメインで公開したい」「Aレコードってどこに入力するの?」「設定したのにエラー画面が出る」。Studioで独自ドメインを使うとき、つまずきやすいのは設定手順そのものよりも、その手前の準備や反映待ち時間の判断です。
本記事では、Studioで独自ドメインを使うために必要な料金プランの選び方から、エディタ画面での登録手順、エラーが出たときの確認ポイント、サブディレクトリ運用といった応用までをまとめて解説します。WEB担当者の方が迷わず公開までたどり着けるよう、本記事をまとめました。
なお、本記事はStudio公式エキスパート(Gold認定)として47件のStudio制作実績を持つ株式会社THO Media&Solutions(THO M&S)の知見をもとに整理しています。AICHI INNOVATION CHALLENGE 2026、SCA(Strategic Capital Advisory)、FUNDINNO(未上場株式取引)など、コーポレートサイトから事業特化サイトまで幅広い業種・規模で独自ドメイン設計やドメイン移行を支援してきた実績にもとづいています。
なお、「すぐに相談したい」「自社で対応できるか診断したい」場合は以下をご利用ください。

参考:THO Media&SolutionsのStudio Expertページ

Studioで作成したサイトを独自ドメインで公開するには、有料プランを契約し、外部レジストラ(ドメイン取得サービス)でドメインを取得しておく必要があります。あわせて最新の料金体系も押さえておきましょう。
Studioの無料プラン(Free)では、独自ドメインを使ったサイト公開はできません。Free状態だと「(プロジェクト名).studio.site」というサブドメイン形式でしか公開できず、独自ドメイン設定の項目自体がロックされた状態になります。
自社のドメインで公開したい場合は、有料プランへのアップグレードが前提条件です。Studio管理画面の「公開」パネルからプラン契約画面に進み、決済情報を登録した時点で独自ドメイン設定が解放されます。
無料のままで独自ドメインを使う方法を探す検索結果も見かけますが、Studio公式仕様としては不可能です。プラン契約のステップを飛ばして設定画面を探しても解決しないので、まずはプラン選定から進めましょう。
2024年12月1日、Studioは料金体系を大きく改定しました。最も大きな変化は「Miniプラン」の新設で、独自ドメインを使える最安プランの価格が下がっています(2026年5月時点)。
プラン | 月払い | ページ数上限 | ビジター数上限(月間) | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
Free | 0円 | 50 | 2,000 | 独自ドメイン不可 |
Mini | 590円 | 2+404 | 2,000 | 単一LP、シンプルなブランドサイト |
Personal | 1,190円 | 150 | 20,000 | 個人サイト・ポートフォリオ |
Business | 3,980円 | 300 | 400,000 | 中小企業のコーポレートサイト |
Business Plus | 9,980円 | 300 | 1,000,000 | 大規模サイト・複数事業 |
※ 年払いで20%以上の割引が適用され、Miniプランは月額換算472円から利用できます。
参考:料金プラン|Studio
Miniプランは「2ページ+404ページ」までという制限がありますが、CMS(コンテンツ管理システム)で生成される動的ページやリダイレクトはこのカウントから外れます。LP1枚で完結するキャンペーンサイトや、トップページ+お問い合わせの2ページ構成のシンプルなブランドサイトなら、Miniプランで十分対応できます。
弊社の制作実績でも、LP1枚完結型のキャンペーンサイトはMiniプランに収まることが多いです。月額590円(年払い換算472円)に抑えながら、独自ドメインで運用できています。「コストをできる限り抑えつつ自社ドメインで公開したい」というご相談には、まずMiniプランで設計可能かを検討するところから入っています。
各プランの機能差や事業規模ごとの選び方を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事:Studioプラン料金を目的別に徹底解説!6つのプランから最適な選択肢を見つける方法
同じく2024年12月の改定で、アクセス制限の単位がページビュー(PV)から「ビジター数(セッション数)」へ変わりました。1人のユーザーが複数ページを閲覧してもビジター数は1としてカウントされるため、PV計測時代と同じ感覚で見ると数値が小さく見えます。
ビジター数が上限の80%・90%・100%を超えると、Studioからオーナー宛にメール通知が届き、80%超では管理画面にもモーダル通知が表示されます。100%超過が続くとStudioから連絡があり、サイト公開が段階的に止まることがあるため、広告キャンペーンなどアクセスが集中する施策の前に、プランの余裕を確認しておきましょう。
参考:プラン別月間Visitor数上限について|Studio Help
Studioにはドメインの販売・登録機能がありません。そのため、「お名前.com」「Squarespace Domains」「ムームードメイン」といった外部レジストラ(ドメイン取得サービス)であらかじめドメインを購入しておく必要があります。
取得時に確認したいポイントは2つです。
DNS(ドメインネームシステム:ドメインとサーバーIPの紐付けを管理する仕組み)の編集権限が自分の管理下にあるか
メールアドレスでも使いたい場合は、メールサーバー側のMXレコードを保持できる管理画面か
レジストラ選びを「料金の安さ」だけで判断すると、管理画面が使いづらかったり日本語サポートがなかったりするケースもあります。設定作業に不安があるなら、利用者数の多い「お名前.com」から始めるのが無難です。

Studio側で独自ドメインを登録し、外部レジストラ側でDNSのAレコードを追加する。この2つの作業が完了すれば、独自ドメインで自社サイトが公開されます。所要時間は15〜30分程度ですが、反映には数時間かかる点だけ覚えておきましょう。
Studioのエディタを開き、画面右上の「公開」ボタンをクリックすると公開パネルが表示されます。パネル内の「独自ドメイン設定」をクリックし、事前に取得済みのドメイン名(例:example.com)を入力欄に記入します。
入力後に「設定」ボタンを押すと、画面上にAレコードとして指定すべきIPアドレスが表示されます。このIPアドレスは外部のDNS設定画面で使うため、コピーボタンで控えておきましょう。
ルートドメイン(example.com)ではなくサブドメイン(lp.example.com など)で公開したい場合も、同じ画面でサブドメイン込みのドメイン名を入力すれば設定できます。
ここから先の作業はStudioではなく、ドメイン取得サービス側で行います。「お名前.com」の場合は「ドメイン設定」→「DNS関連機能の設定」→「DNSレコード設定を利用する」と進み、Aレコードを追加します。
入力する項目は以下のとおりです。
入力項目 | 内容 |
|---|---|
ホスト名 | ルートドメインなら空欄、サブドメインなら該当の文字列(例:lp) |
TYPE | A |
VALUE | Studio画面に表示されたIPアドレスをコピペ |
TTL | 3600(デフォルト推奨) |
参考:独自ドメインを使用してサイトを公開する|Studio Help
入力ミスが起きやすいのは「ホスト名」と「VALUE」の2項目です。VALUEは数字の打ち間違いがあると接続できないので、コピペでの入力を徹底してください。設定後は「確認」ボタンを押し、内容を保存します。
DNS設定の保存後、StudioはバックグラウンドでTLS証明書(HTTPS通信を有効にする電子証明書)を自動発行します。ユーザー側で証明書ファイルを購入したり、サーバーに設定したりする作業は必要ありません。
証明書の発行とDNSの浸透(変更内容が世界中のDNSサーバーに行き渡るまでの時間)には、合わせて最大で72時間程度かかる場合があります。特定の公開予定日があるなら、2日前までにAレコードを登録しておきましょう(Studio公式ヘルプでも同じ目安を案内しています)。
設定直後にアクセスして「保護されていない通信」「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」といったエラーが出ても、ほとんどはこの待機時間が原因です。公開直後にエラー画面が出ても焦らず、しばらく時間をおいてもう一度アクセスして確認しましょう。


設定後にサイトが表示されないとき、原因は『待機時間不足・入力ミス・既存設定との競合』の3つに集約されます。弊社にも「独自ドメインを設定したのにエラー画面が出る」というご相談がよく届きますが、ほとんどがこの3つのいずれかです。原因の切り分けを順に進めれば、ほとんどの問題は1日以内に解決できます。
設定直後にアクセスしてエラー画面が出ても、原因の多くは「待機時間不足」です。DNS情報が世界中のDNSサーバーに行き渡るまで(DNS浸透)と、Studio側でTLS証明書が発行されるまでに、それぞれ数十分〜数時間を要します。
まずは設定から最低でも数時間は待ち、その後にもう一度アクセスしてみてください。Studio公式ヘルプもDNS浸透・TLS発行に最大数日かかると案内しており、72時間以内なら反映待ちの可能性を残して様子を見ましょう。経過時間が短い段階で問い合わせや再設定を繰り返すと、かえって反映が遅れる場合があります。
数時間待ってもエラーが解消されないなら、DNS入力ミスを疑います。確認すべきポイントは以下の3つです。
AレコードのVALUE(IPアドレス)に余分なスペースや改行が混入していないか
ホスト名の入力ルール(ルートドメインなら空欄/「@」など)がレジストラの仕様と合っているか
同じホスト名で別のAレコード・CNAME・AAAA・CAAレコードが残っていないか(古い設定との競合)
特に以前別のサーバーで運用していたドメインを流用するときは要注意です。古いレコードが残ったまま新しいレコードを追加してしまい、競合エラーが起きやすくなります。Studio公式トラブルシューティングでも、Studio以外を指すAレコードや不要なAAAA・CAAレコードは削除するよう案内しています。
それでも解決しないときは、ドメイン取得サービスのサポート窓口に「StudioのAレコード設定が反映されない」旨を伝え、ネームサーバー側の設定をチェックしてもらうのが確実です。
参考:Aレコード設定後にサイトへ接続できない場合|Studio Help
すでに別のサーバーで運用中のWEBサイトをStudioに切り替える場合、DNSレコードを変更した瞬間から旧サイトへのアクセスは新しいIPアドレスに向きます。Studio公式ヘルプもDNS変更とTLS証明書の発行中は一時的にアクセスできない時間が必ず生じると案内しており、ダウンタイムをゼロにすることはできません。
このリスクを最小限に抑えるには、以下の段取りで進めましょう。
公開希望日の前日までにStudio側で独自ドメイン設定を完了させる
DNS変更前にStudioサイトの内容を最終確認し、リダイレクトや404ページも整えておく
切り替えはアクセスの少ない時間帯(深夜・早朝)に行う
変更後はモバイル回線・別ネットワークからもアクセスして反映状況を確認する
メールアドレス(〇〇@example.com)を同じドメインで使っている場合、Aレコードだけを書き換えればメールサーバー(MXレコード)には影響しません。ただし、ネームサーバー自体をStudioが指定するものに丸ごと切り替える設定にすると、MXレコードも初期化されてメールが届かなくなります。Aレコード単位の編集に留めるのが安全です。

Business Plusプラン向けアドオン「カスタムプロキシ」を使えば、「コーポレートサイトはWordPressのまま、特定の/blogや/lpだけStudioで作りたい」というニーズに応えられます。2024年5月に提供開始され、大手企業のサイト統合運用で活用が広がっています。
カスタムプロキシは、独自ドメインのルート直下ではなくサブディレクトリ(例:example.com/blog)にStudioで作成したサイトを配置できるアドオン機能です。Business Plusプラン以上の契約に追加でき、料金は月額39,800円(2026年5月時点)です。旧料金体系のBusinessプラン契約者は、レガシー扱いで引き続き利用できます。
参考:独自ドメインのサブディレクトリでSTUDIOサイト公開が可能に|Studio
サブディレクトリ運用のメリットは、SEO評価の集約です。コーポレートサイト全体のドメインパワーをサブディレクトリ側にも引き継げるので、新しいページが検索エンジンに評価されやすくなります。メインサイトのSEO資産を活かしつつ、Studioの編集性を一部だけ取り入れたい戦略に適しています。
カスタムプロキシを使うには、Studioが発行する「プロキシキー」を外部のホスティングサーバー(NginxやCloudflareなど)でリバースプロキシ設定に組み込みます。具体的には、特定のパス(/blogなど)へのリクエストをStudio側のサーバーに転送するルールを記述します。
この設定には、サーバー運用やネットワーク構成の知識が必要です。社内に対応できるエンジニアがいない場合は、自社サイトのインフラを管理している制作会社や、ノーコード制作に精通したパートナーへの相談を検討してください。
独自ドメインの設定は「公開できれば終わり」ではありません。1つのドメイン資産から複数のStudioサイトを並行運用するサブドメイン活用まで視野に入れて設計すると、ドメインを長く運用しやすくなります。
Studioの仕様上、1つのルートドメイン(example.com)は1つのStudioプロジェクトにしか接続できません。例えばコーポレートサイトと採用サイトの両方をStudioで作りたい場合、両方をルートドメインで運用することはできません。仕様上、1ドメイン=1プロジェクトに制限されています。
この制約は「サブドメイン」を使えば回避できます。例えば以下のように使い分けると、1つのドメイン資産から複数サイトを並行運用できます。
example.com → コーポレートサイト
recruit.example.com → 採用サイト
lp.example.com → 期間限定LP
サブドメインは外部レジストラ側で発行でき、それぞれに独立したAレコードを設定できます。各サブドメインを別々のStudioプロジェクトに接続すれば、サイトごとに編集権限やプランを切り分けて運用できます。
弊社が支援したコーポレートサイトと採用サイトの並行運用事例でも、ルートドメインと採用用サブドメインで管理権限を切り分け、それぞれに別プランを割り当てて運用しています。サイトごとに編集できるメンバーを限定でき、アクセス数の多い採用サイトだけビジター上限が大きいプランへ単独でアップグレードできるため、無駄なコストを抑えられます。
独自ドメインの設定や移行は、社内のリソースや知見だけで進めようとすると、想定外のトラブルや手戻りが発生しやすい工程です。本章では、社内対応の限界が見える分岐点と、外部の専門会社に相談する判断軸を整理します。
Studioで独自ドメインを扱う場面で、社内対応の難易度が一気に上がるのは以下のようなケースです。
既存サイトを止めずに独自ドメインを切り替えたいが、メールサーバー(MXレコード)の影響範囲を切り分けられない
カスタムプロキシでサブディレクトリ運用を組みたいが、リバースプロキシ設定の知識が社内にない
Studio+WordPressのハイブリッド運用や、複数サブドメインへの分割設計を本格的に進めたい
旧Businessプランのレガシー扱いから、新Business Plusや別プランへ移行するタイミングを判断したい
2026年4月にリリースされた「Data Connect API」を使い、大規模な動的サイトを構築したい
これらの局面では、Studioの仕様だけでなくDNS・サーバー・SEO設計まで含めた横断的な知識が成果を分けます。社内で「ここから先は手が回らない」と感じ始めたら、外部の専門家に相談するタイミングです。

Studio制作のパートナーを選ぶ際は、Studio公式エキスパート認定の有無、制作実績の業種・規模、ドメイン移行や運用支援の経験を確認するのが基本です。コーポレートサイトと事業特化サイトの両方に対応した経験があるかも、判断の材料になります。
制作会社の比較検討を進める際は、おすすめ各社の特徴を整理した記事もあわせてご覧ください。
関連記事:【2026年版】STUDIO制作会社おすすめ10選|集客・ブランディングに強いパートナーを徹底比較
株式会社THO Media&Solutions(THO M&S)は、Studio公式エキスパート(Gold認定)としてレビュー評価5.0を得ているデジタルプロダクションです。Studio・WordPressの両方に対応し、独自ドメインの設定だけでなく、サイト構成全体やSEO・広告運用との整合まで含めて支援できます。「ドメイン設定でつまずいて社内対応が止まっている」「既存サイトを止めずに切り替えたい」といった具体的な悩みがある場合も、ぜひご相談ください。
まずは予算感を確認したい場合は60秒で完了する見積診断を、具体的な相談がある場合はお問い合わせフォームをご利用ください。
参考:60秒見積診断|THO M&S
参考:お問い合わせ|THO M&S
参考:株式会社THO Media&Solutions
関連記事:Studioとは?ホームページの運用コストと手間を減らすノーコードツールの全貌
DNS浸透とTLS証明書の発行を合わせて、最大72時間かかる場合があります。設定直後にエラーが出ても、まず数時間〜半日は待ってください。それでも改善しない場合は、DNSレコードの入力ミス(VALUE欄のスペース混入等)や既存設定との競合を確認します。
「2ページ+404エラーページ」までの制限内であれば運用可能です。LP1枚完結型・トップページ+お問い合わせの2ページ構成のシンプルなブランドサイトには十分対応できます。3ページ以上必要な場合はPersonalプラン(1,190円)以上を推奨します。
Aレコード単位の編集に留め、ネームサーバー全体の切り替えは避けるのが鉄則です。手順は、①公開希望日の前日までにStudio側で独自ドメイン設定を完了 → ②DNS変更前にStudioサイトの最終確認 → ③アクセスの少ない深夜・早朝に切り替え → ④モバイル回線等から反映確認、の4ステップです。メールサーバー(MXレコード)は影響を受けません。


Studioで独自ドメインを使うには、まず有料プランへアップグレードし、外部レジストラでドメインを取得する必要があります。設定作業自体はエディタ画面の「公開」パネルでAレコードを取得し、ドメイン取得サービス側に追加するだけで完了します。
設定後に反映されない場合は、まず数時間の待機時間を確保し、それでも改善しないときにDNSレコードの入力内容や既存設定との競合を順番に確認していきます。既存サイトからの切り替えでは、ダウンタイムやメールサーバーへの影響を事前に想定し、トラブルを最小限に抑えましょう。
Miniプラン(月払い590円、年払いで月額換算472円〜)の新設で個人・小規模事業者にとってStudioの導入ハードルは大きく下がりました。一方で、サブディレクトリ運用や大規模サイト構築といった高度な要件は、専門知識を持つパートナーと一緒に進めるのが安全です。まずは料金プランを選び、外部レジストラでドメインを取得するところから着手しましょう。設定が反映されない場合も、本記事の確認手順を順番に進めれば1日以内に解決できます。

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